top 


<未ドイツ旅行ー成田空港顛末記>
(2010.4.16〜4.29  フランクフルト → ケルン → ベルリン の予定だった)


ー出発前ー
K姫に総てお任せのスケジュールでしたから、詳細が頭に入っていなかった。
パソコンが不調で、入れ替え作業をしている混乱のさなか、突然、旅行日程の不備がひらめき、
D導師にそのことを言ったらそんな計画があるのかと怒鳴られた。
すぐにK姫にメールしたら、彼女もその不備に疑問をはさまず、いろいろ検討している間に、オレの「大きな勘違い」であることをオレが気づいて、K姫詫びた。
こんな勘違いをするようでは先々が懸念されるので、今回の旅行を断念したいと言ったら、「何を言ってんですか」とお叱りを受け、元の鞘に収めた。

(15日)
フライトの前日泊でホテルへ向けてタクシーで家を出、駅のホームで待っていて電車が見え始めたとき、「催しモノ」が急を告げ、その電車に間に合わなくなって、次の電車まで1時間20分も待った。

(16日の成田空港)
15日の報道でちらっとアイスランドの噴火を知り、そのことは微かな認識だったので記憶の外にあって、8:20ころスカンジナビア航空のチェックカウンターに並んでいて、初めてことの重大さを知る。
すぐに、まだ来ないK姫にメールで仔細を告げる。
外人6人ばかりの次に並んだオレも、通路側の席で受付を終えたが(荷物も預ける)、フライトは未知数だった。
K姫も、二人続きの窓際の席(私の隣)でチェックインしたが、受付した全員(200人ぐらいいたのか、ほとんどが外人)は、一旦解散し、午後1:00に集合するように言われて、1,000円の食券を渡される。

1,000円じゃ大したものが食べられないよと苦情を言ってから、その場を離れる。

午後1:00、ほとんで全員が集まったが状況に変化はなく、次の集合は午後3:00となる。
大きな塊りの先頭の方で応対している係り(女性)の話を聞こうと、外人の間をぬって前へ前へ。事態は好転しておらず、夕方になって、全員、ホテルへ向かうことになる。

雨の中、何度も車道を横切り、K姫に、前に行く人を見失わないようにと言われながら、注意深く後を追う。前の人影を見て、車道の車の確認のため右を見て、後ろから来るK姫を振り返りながら前へ進んでいく内に、前方のしんがりを見失う。左前方には、煽られて役に立たないほどの風に中、ANAの傘をさしている塊りが目に入る。その右の方には、中型のバスの方へ行く人がいたのでその後を追って行き、バスの後部に荷物を運び入れている人(運転手)に、このバスは、スカンジナビア航空の人たち?と聞くと、バスに乗り込もうとしているグループの一人に、オレを指しながら、この人知ってる?と尋ねると「知らない」の返事が返ってきて、私たちが乗るバスではないことを知る。
K姫の「なにやってんのよ」という笑い声を、聞いたような聞かないような。雨しぶきが今回の旅行を象徴しているようだった。
急いでANAの集団の後を追い、しんがりの人に確認していると、若い女性からANAの傘を渡される。スカンジナビア航空とANAが提携している(?)ことを、このとき初めて知る。

大型バス3台に分かれ、30分ぐらいかかって、「東京ベイ幕張」(APAグループの、でかーいホテル)に着く。
K姫と一緒にホテルの受付をしたものだから夫婦と思われ、部屋の前にきてから、1枚のキーしか持っていないのに気づく。そうか、まだ年齢的には不自然ではないんだなーと。親子ほどの年齢の差だけど。

夕食は6人しか客の入らない部屋で、目の前のシェフが焼く、鉄板焼き料理が待っていて、ヒレ肉、茄子、ブロッコリーと旨いワイン(こんなにソフトで甘いワインは初めて。ワイン代は自腹)の豪勢なフランス料理の晩餐となる。ウイーー。
同席の若いフランス人カップルは奈良、京都、大阪、東京を観光してきて、足止めを食う。
もう一組はベルギー人の夫とこちらもメタボの、オヤと振り返る程ではない日本女性。それに我々の二人。

(17日の成田空港)
昨日、集団でカウンターの前で待っているときに知り合った、K姫と同年齢の女性(パリへ語学の勉強に行くという。学校と宿は決まっている。)と、ホテルの朝、ばったり会い、彼女の夕食は普通のバイキングだったそうで、我々のフランス料理を知って、地団駄を踏んでいた。
又バスで全員空港へ。
さっぱり、埒の明かない時間が経過していき、空港内を右往左往。ふくらはぎの腫れが増していった。
今日は、2,000円券と3,000円券の支給があり、全員が宿泊できるホテルの手配ができないので、各自で探すようにと言われる。その分の宿泊代は保証する。
知り合った女性と3人で、空港で一番おいしそうな寿司屋に入り、一番値段の高いにぎりを注文、5、000円ゲットと出国の曖昧さにカンパーイ!
オレはすぐに15日に泊まったホテルを予約し、K姫ともう一人の女性はあれやこれや迷った挙句、家に帰っていった。

(18日の成田空港)
8:30にはカウンターに並んだが、今日は1番乗り。受付嬢とすったもんだしたが、日本人はすぐに家に帰るように。増してや、あなたは千葉県でしょう、文句を言わずに帰りなさいと言わんばかりの語気で攻められる。それでも粘っていたら、あの2,000円と3,000円の食券をくれた。これでバイバイですか?と、つい聞いちゃった。
K姫は、昨日、家でプレゼンテーション用のファイルを作り、それを持って朝8:00過ぎのリムジンに乗って、9:50には空港に着くといっていたが、見えない。10:20ころ、メールを2回したあと、電話してみると寝ていた。オー!!
この日の昼食は一人で、意気消沈したまま、空港内で当日限りの使用可の食券の3,000円券を使い、残り2,000円の券を隣に座っていた見知らぬおバーちゃんに差し上げて、空港を後にした。


   
   
 
このカールした男性の頭が気に入って、一枚いい?と聞いて、パチリ。
側にいた愛人?にも加わって。
周囲の同じグループの連中から歓声が上がる。
男性もいいけど、女性の恥ずかしげなところがいい。
これはまさに恋人同士だ。
 

「アイスランドの火山噴火により出発便欠航」の文字が恨めしい。