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ライン川ー3


バッハラッハ




これまた偶然、彼女と同船となる。
韓国人の「LACHA」グラフィックデザイナー。気品のある顔立ちだ。
顔立ちから判断して、いいセンスの持ち主のように見える。
ライン川の川下り。船上。
ここユーデスハイムからバッハラッハへ。


姫と彼女の会話は英語で、オレはその輪に入っていけない。
シクシク。
ここバッハラッハで降りる。



彼女もバッハラッハで降り、この町で宿泊するという。
さらば!バイバイ!だ
もう絶対に遭うことはないだろう。
彼女もそうだし、フランクフルトのギャラリーで、通訳をしてくれた若いシェフも、再び遭うことはない、これっきりだ。
こういう神のいたずらは一体なんなんだろうか。
この町で絵を描くという姫と分かれ、自由行動となる。


   
町を一回りしてから、船着場の近くでソーセージのサンドウィッチと ビールを飲んでいたら、カラスのようなそうでないような、後頭部から後ろにかけて白くなっているちょっとカラスより小ぶりの鳥が寄ってきた。    年寄りにうつらうつらと睡魔が寄ってきているようだ。
写真を撮ろうとすると目を開けてこちらを見るし、チャンスがなかなか訪れてこなかった。



絵を描きに行った姫とは、引き返す電車(DB)の発車時刻が17:30だから、17:20に廃屋となっているバッハラッハ駅で集まろうと言ったら、17:25でいいといって分かれた。実際見えたのは17:30。
電車はそれに合わせるかのように遅延して、17:32に発車した。
姫の透視力は神並だ。
フランクフルトに戻り、荷物をホテルに預け、ほとんどの店が閉まっていたので仕方なく、最後の晩餐をイタリア料理の店で祝う。(名ガイドへの感謝の気持ちを込めて、オレのおごりでと申し出る)
最後だから、存分に肉を食べたいと思ったが、有り金に支障がありそうで断念。牛のハンバーグをナンで挟んだものに格下げとなる。他に刺身があったような気がする。なんという取り合わせだ!
黒ビールを注文しようとしたが、通じない。ウエイターが着ていた黒い服を摘んでこの色のものをというと、オー!ブラウン!と叫んで笑顔を作った。こちらでは黒じゃないんだ。通ずる訳はない。
やっぱり、牛のハンバーグは旨くなかった。
ハンバーグだけは嫌いと言っているオレが、こんなものを注文するんだから、最後の晩餐が色褪せてしまった。

 
問題のナンに包まれたハンバーグ。
皿を空に出来なかった。
  これはデザート。
すごく甘かった印象だけが残る。



帰路



鼻のでかいヒトを狙っていたが、この男はほどほどだ。
帰りのフランクフルト空港。



姫はメールに夢中。飛行機の離陸時刻を待つ時間があり過ぎて、、、。
一段落したのか「さぁ」と言って、姫が立ち上がるのとほとんど同時に、「ワタナベヒロシさま、ヤスダカオルさま、離陸時刻が迫っています。受付までお急ぎください」のアナウンスが空港内に響き渡る。
ヒヤー!
走った、走った。
オレの方が走るのが早くて、それでも一度だけ振り返ったような気がする。
こういう火急な時に本性が現れるもんだ。
受付まで息を弾ませるほどの距離だ。
近くまで辿り着くと、受付嬢の二人がニコニコしながら手招きをしてくれた。
良くあることなのか慣れた手付きだ。
旅の終焉にきて、ビッグなハプニングのおまけがついた。
でもよくよく考えたら、離陸時刻はちゃんと計算に入っていたのかもしれない、姫にとっては。
後でこのことについて聞いていないので不明のままだが。
はじめ、カートに乗っかった白い布団のようなものが何だか分からなかったが、これは枕だ!
マイ枕を持参しながら旅をする。これは超ベテランだ。


機内食に期待をしなくなったが、やっぱり気になる。
あとはワインで胃と脳を誤魔化さないといけない。
このワイン、無料で飲めるのは何本までなのか。2本目を飲んだことがあるが、これも気になる。