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知床半島・摩周湖・網走刑務所・網走監獄 


2012.5.21  5:23発の羽田空港行き京急高速バスに乗るため、車で、とみうら琵琶倶楽部へ向かう。
羽田空港第2ターミナル着  1人2,200円X2=4,400円 

     
羽田空港    
     
 
5/21 金環日食を見るため、羽田空港の屋上に集まった人たち。 
日食開始時刻が迫るにつれ、眼下の飛行機が見える柵に張り付く一等地は満杯となる。
(左側)
この日のお天気は曇りで観測は不可能に近いと言われていたが、雲の切れ間から見えた一瞬には歓声が沸き上がる。
折角買ったのに、無用の長物になるかと思っていたサングラスが役に立つ。
サングラスをかけると、日食の位置が掴めず、苛立ながら連れ添っている妻も、金の環が見えると珍しくニッコリ。ヤレヤレ。
  金環日食を見る子を撮るインタビュアーを撮る。 
     
 
朝食は空港内「門左衛門」の鮭定食と日本酒 。
定食2人前+日本酒1本(1合だったかな)=2,140円
数少ない和食の店に巡り会えて安堵。
 
     
     
斜里     
     
 
エア・ドゥで羽田空港から女満別空港まで1時間23分かかって、1:13着。
バス 女満別空港→網走駅 880円
JR電車 網走→知床斜里 810円 
デザイン性のある駅舎だ。
 
斜里から知床半島の中心地・ウトロへ行くバス待合所で昼食を摂る。 
細長いベンチに腰掛け、不安定な姿
勢でワインとお茶とおにり。 
 
     
ウトロ     
     

ウトロのバス停からホテルへは、迎えに来てくれ!とホテルに頼む。歩くにはとてもとても。
知床プリンスホテル風なみ季・南館
この「風なみ季」というネーミングはホテルのセールスポイントなんだろうなー。
ホテルの窓から夕日を望む。 
夕日の沈む海はオホーツク海だ。 
    
 
     
 
ホテルの夕食。バイキング。
4つ足動物や揚げ物を避け、塩分控えめなモノを目ざとく探す、所謂、味気ない老人食をゲット。
人生の半分は諦めが強いられる。 
  翌朝のホテルの窓から。 
     
     
クルーズ    
     

5/22 知床世界遺産クルーズ。
ホテルで紹介された業者 FOXの事務所&店舗。
ルシアコース 往復約2時間。
一人5,000円。
 
 
店舗の前の女性たちの背景に、まるでゴジラであるゴジラ岩。
こりゃ、朝の逆光でよく見えないが、顔、手、足など、なんてそっくりなんだろう、驚いちゃう。
この岩が先かゴジラが先か。
FOXスタッフの女性たちは我々が軽装なのに防寒具姿。お天気の急変があるらしく、受付のイケメン男も同じような厚着をしていた。 
穏やかな日和なのに、昨日まで荒れ模様の日が続いていたとか。
急変があったら、北海道を感じちゃう。
     
   
cafe FOX の看板    cafe FOX メニュー 
メニューの書体がいいなー。
     
 
ちっぽけなBROWN BEAR号(22人乗り)。
この日の乗船は定員に近かったようだ。
時間になって、店の前に2列で整列。上のスタッフの女性が先導して船着場までイッチニ!イッチニ!
一人ずつ手を取られながら乗船を終える。
  大型船にするか、岸辺近くまで行けて小回りのきく小型船を選ぶか迷ったが、リスクがありそうな 臨場感溢れる小型船の魅力に負けた。
今(7/21)になって、パンフレットの「船客賠償責任保険加入済 1名あたり:1億円」の字句を発見。
1億円なら何も心配することはなかった。
でも妻は泳げるし、オレは沈没する。
どちらが幸いするか、分からねー。
     
   
熊だ!!
 
赤い客は一斉に色めき立つ。 
どこだ!どこだ!
米粒じゃなく、粟粒ほどの熊の親子を視界に入れるには時間と視力がモノをいう。
貝などを漁りに出てくるが、船の爆音には一顧だにしない熊。
凪がよくても、熊の機嫌が悪いと出会えないツアー客もいるという。
     
 
船の天辺にいる船長と、船尾と船頭と天辺にいる客の間をガイドで駆けずり回るこの黒いスタッフ。 この二人でBROWN BEAR号は生き物となる。   帰路。
羽根のような2枚の形状は不思議だなー。 
     
   
突然、急ブレーキがかかり、黒いスタッフが 、何か叫びながら走り出した。イルカだ!イルカ!
イルカのペアが水面を出たりもぐったり。
これを囲み込もうと、船は蛇行したり、バックしたりを繰り返しているうちに、我々の帰路とは反対の方向にスピードを上げて逃げていった。
こんな蛇行ではカメラは無用の長物となる。
  港に帰着。 
熊を見たし、イルカのペアにもお目に
かかって、ラッキー客となる。
熊もそうだし、増してやイルカには滅多
に遭えないという。

午後は知床五湖巡りだ。
     
     
知床五湖巡り     
     
     
知床五湖巡りはここの知床フィールド
ハウスで申し込んでから始まる。
受付の屈託のないお姫様。
父子持ちで、子供の教育には頭が痛
い。高校は遠いし、、。
冬季になるとここは閉鎖するので、収
入が安定しないだろうに。
申し込みの書類を書いて、写真をパ
チリとする間にこんな会話をしていた。
オレもなかなかだー。
ガイドをしてくれる若い男が時間になって見える。
重いリュックと双眼鏡、腰の周りにもイッパイ装備をひさげて、さながら戦場へ向かう兵士のよう。
ビデオを見ながら、ガイドのレクチャーを、午前にクルーズで一緒だったガール二人とまた一緒になって受ける。
この二人と、うち夫婦と総勢5人のツアーのようだ。

 
 
熊の好物、水芭蕉。
水芭蕉は根に毒があるが、熊にはそれを解毒する力があるという。
このあたりが熊の出没の可能性の高いところという。 
突然、目の前に人間が現われ、人間との距離がある一線を越えて、熊のテリトリーに入ると襲う習性がある。 
そういう熊に人間の存在をあらかじめ知らせるため、ガイドはそれらしき場所に近づくと、手を打ち鳴らしたり、うおー!!うおー!!と奇声を発する。
ガイドは通常の行為だろうが、初めて聞く我々には、こんなもんで危険から回避できるのかどうか不安が募る。
今までに熊に襲われた事例があったのかどうかの説明はなかった。
考えてみれば、こんな危険との隣り合わせで五湖を巡ろうとする行為は、人間の愚かしい、しかも緊張がこの上もなく快感と思うサガなのか、ようワカラン。
     
 
一湖。
ガールを撮るガイドをひっくるめてオレが撮る。
   
    ガイドの後に女性陣が行く。 
     

三湖。
   
   
オー! 熊の足跡がくっきり。
爪に力が入った様子が黒々と出ている。
我々のすぐ直前にここを通ったことが分ってゾー(熊だけど)とした。
のんびりこんな歩みをしていいのか。
背筋に寒気が走り、思考がふらつく。
、 
     
 
こちらは木の根元に山盛りの鹿の糞。
 
 
五湖を巡った後に、熊に襲われない
安全な高架木道がフィールドハウス
まで続く。 
 
     
 
高架木道。    昨日、FOXで聞いて入ったレストラン(?)の「旅の駅」。
2泊目の宿泊を終え、ホテルの送迎車で送ってもらった途中で、セブンイレブンの駐車場からパチリ。
ちょうどダルビッシュの登板がテレビに写しだされていて、見ていたここのオーナーを追いやって、我々夫婦だけがテレビの前にデンと構えて、まぐろ付け丼を食べた。
いくらだったか、忘れた。
スマホをこの店に置き忘れて店を出て来たので、一層忘れ難い店となる。
店を出たところでスマホを高々と振り上げ、大声でわすれもの!と叫ばれた。
いい人だ。
     
     
摩周湖     
     
 
摩周駅。    摩周湖。
あまりにも有名な「霧の摩周湖」と詠われたその期待通り、ちょっと霞んで見えた。この程度がいい
エメラルドグリーンの神秘的な水面を予想していたのとは裏腹に、どんよりしているだけの、物憂い湖だった。
案外、これが神秘性を醸し出しているのかもしれない。 
     
     
 川湯温泉    
     
 
ホテル・KKRかわゆ。 
じゃらんの格安旅行で企画した今回の旅行が、航空券とホテルがセットになっていて、変わった名前のホテルを選んだ。
ホテルに入ってから、備え付けのパンフレットで、ここは公務員のお宿であることを知った。
毛がにが一ぱいついていて、これがここのホテルのメーンだ。
だいたいカニという奴はオレは好かない。
カニの殻をこじ開けて食べるなんて、そうこうしているうちに、食欲が失せる。
その行程が嫌いでカニが嫌いになった。
仲居さんが取リ分けてくれる席ならまだしもだ。
でも今夜のこの料理を見て、やっぱりカニは存在感があって、充足するワイと思った。
世間がカニで騒ぐ訳だ。
  同宿していたライダーマンは朝が早い。
地元のライダーマン一人が、これから神戸から来ていた連中をガイドするために来ていた。
こういうしきたりがあるのかどうか。 
     
     
硫黄山     
     
 
ホテルからタクシーに乗り、、硫黄山に向かう途中、車道と歩道の区別のない舗装道路の端を脇目もふらず歩いている狐がフロントガラスに飛び込んできた。
これで、子供たちへの夕餉をゲットできたという喜びが見て取れたし、食パンの中央をくわえた格好が、まるで蝶ネクタイのように見え、その一途さに笑っちゃった。
よくある風景だと運転手はいう。
硫黄山全景。
中学生か高校生か、団体客が先の方にに見える。
帰り際、売店でワンカップを買っていたら、どやどやっと団体客が入ってきた。
台湾の若い連中だ。
  硫黄山。
     
   
オレンジイエローとレモンイエロー。
あまりおもしろくない。
レモンイエローが異次元の象徴のように、突き刺さってきた。 
 
     

摩周駅の駅長室が今は無人駅になり、cafeとなっている。 
OK?とカメラを向けて許可を取り、ガイジンの二人をパチり。
ガイジンが注文したカレーが手間取っていて、後から注文した我々の方にアールグレーの紅茶が届く。
その時にオーナー夫人が、ガイジンの出発時刻が気になっていて、英語が出来ると思われたオレに、何時の電車に乗るのか聞いてくれと頼まれる。
いやはや、英語なんか出来ませーん!
のんびりやのガイジン二人は意にかいせず、ぺちゃくちゃ。太目のアメリカ人?
 
JR摩周→網走。
網走駅の改札口は、普通に見られるサッシの引き戸になっていて、普段、見慣れている改札とは違って不思議なそれだ。そのすぐ隣りが弁当などを売る店。
ここでバス時間待ちに、弁当を買い、カウンターと3ヶのテーブルのあるそのテーブルの一つに腰掛けて昼食。
駅に入る前に見かけた外人のバックパッカー 。口をもぐもぐさせていたが、我々の後に同じテーブルの一つに疲れた体を休める。
店員にメニューを示しながら、何やら聞いていたが、結局何も注文はしなかった。顔の表情、身なりから可なりお疲れの様子。目付きがちょっとキツイ。
     
     
     
網走刑務所     
     
   
ケイムショの塀。
 「中には入れない」の標識のある網走刑務所。
昔、極寒の地である網走刑務所といえば、風評どおり泣く子も黙るという常套句で語り継がれ、懼れられていた所だが、当時のものは網走監獄と言うらしく、今は別の場所に移転いて、博物館になっていた。
従ってコレは新しいケイムショだ。
   
     
     
網走監獄     
     
 
当時の囚人のくらし。     
     
   
     
     
     
     
     

網走監獄の長ーい廊下。

 
網走監獄から女満別空港へ行くのに、一番近いバス停でタクシーを下りる。
(タクシーで女満別空港まではとても行けない。お金がない。)
立ち通しで疲れているのに、強い日差しは、禿げた頭には堪える。
一服しようと、たった一軒あった、一階がみやげもので二階が喫茶店になっている大きな店に入ってみる。
ところが運悪く、二階は閉鎖中という。ガッカリして店の前でうろうろしていたら、ここのオーナーが車を出し、若い女店員を乗せて出かけるらしい。我々の近くまで車を寄せてきて、ここで待っていても他に店舗はないし、網走駅まで戻ってバスを待った方がいいといって、網走駅まで送ってくれた。(とても歩ける距離ではない。ましてや、この暑さでは。)
何という幸運なんだろう。さっきまで不運と思っていたのに。
千葉からきた老夫婦だと知って、そのオーナーは若い頃、市原にいたとハンドルをとりながら言う。
市原の大学らしい。
これですっかり北海道の人が好きになった。
とても考えられない親切さだ。
ゲンキンな老夫婦。
     
     
女満別空港     
     
   
女満別空港。
地方の空港ってこんなものなんだ。
   
     



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